クルマの納車2016年06月13日

4月のブログで紹介したように、これまで“買い物グルマ”として使っていたクルマのトランスミッションが壊れ、修理をするのは合理性に欠けるとの判断から次のクルマを手配することにしました(詳しくはこちら)。

とりあえず買い物グルマとして使えそうな安物の中古車を探そうかと思ったのですが、「安物買いの銭失い」にならないように中古車を探そうとするとけっこう時間がかかりそうです。その間は買い物に不便することになるので、何とか良い方法はないものかと思案していたら、パッソ(詳しくはこちら)を使っていた私の娘が「パッソを払い下げてもいいよ」と言ってくれました。

その娘は、次のクルマとしてSUVがいいなと思っていて、買うなら最近人気が高く背伸びすれば自分でも買えそうな、ホンダの“ヴェゼル”だと決めていたそうなんです。そこで私が代理人を気取り、ホンダのディーラーに行って「新車を買うので、納車まで繋ぎのクルマを提供して欲しい」という条件で交渉しました。

その結果、ヴェゼルだと納期が1ヶ月半ほどであり、納車まで繋ぎのクルマ(10年経過車)を直ちに提供することは可能とのことでしたので、新車を購入することにしました。買うことにしたクルマの主な仕様は次の通りです。
   * 非ハイブリッド(ガソリン)車
   * ホンダセンシング装着車
   * 工場オプションのナビ&ETC装着車
   * ボデーカラーは“ホワイトオーキッド・パール”

ヴェゼルの売れ筋は“ハイブリッド”なのですが、ハイブリッド車は燃費が良いのが“売り”とは言っても、如何せん本体価格が高すぎます。なので、娘の考える購入予算を勘案し、ガソリン車を買うことにしました。

購入費用をできるだけ抑えるには「ホンダセンシング非装着車」にし、「工場オプションナビ」を「ディーラーオプションナビ」にする方法も考えたのですが、この2項目に関しては技術的観点からの私のこだわりで付けることにしました。

余談になりますが、ホンダセンシング(安全運転支援システム)に組み込まれている“ACC”は以前使っていた“アヴァンシア”にも装着されていました。アヴァンシアのACCはホンダが初めての採用したもので、その価格は十数万円していたと記憶しています。それが現在では、“LKAS(車線維持支援システム)”やその他の機能をすべて含めて7万円程度までに下がったのですからオドロキです。

さて話を戻しますと、注文した新車がようやく納車の運びとなりました。拝借していた繋ぎのクルマを感謝を込めて返却すべく、洗車しガソリンを入れて、娘と二人で新車を受取りに行きました。

これが購入したクルマの外観です。
 
外観

エンジンルームはこんな感じです。
 
エンジンルーム

以前のホンダ車だと、前方車両を検出するセンサーがフロントグリル中央のエムブレム奥に位置していましたが、ヴェゼルでは向かって左側に少しずらした奥に取付位置が変更になったようです。なので、外観的にはホンダセンシングの装着/非装着の違いがなくなったようです。

メーター類やハンドル回りはこんな感じです。
 
メーター周り

メーター類のデザインは、ハイブリッド車だとかなり先進的なイメージですが、ガソリン車だと従来車のイメージに近いように思われます。先進性を感じさせるのは、ハンドル回りにやたらとスイッチが多く付けられている点です。ホンダセンシング関連、ナビ・オーディオ関連の操作がハンドルから手を離さずにできるようになっているようです。

クルマの引き渡し前には、販売担当者が懇切丁寧に使い方を説明してくれました。特に、ナビやホンダセンシングなどの先進技術については当方の理解を確認しながら時間をかけての説明でした。一通りの説明が終わって時計をみたら、2時間ほど経過していました。

時間をかけても1回だけの説明でユーザーがすべてを理解するのは難しいのでは?とは思われますが、このような時間をかけて説明するという姿勢は大変大事なことではないかと思います。とりわけ、ホンダセンシングのような「ユーザーの正しい理解が必須」なアイテムに対しては丁寧な説明が望まれるところです。

ところでヴェゼルの納車にあたり、ディーラーからおもてなしの心遣いをしていただきました。お店に行ったら、打ち合わせテーブルには納車するクルマの写真と花とメッセージカードが置かれていました。このような心遣いには感激です。
 
ディーラーの心遣い


もう一つ余談になりますが、今回新車を購入するにあたり、自動車保険をこれまでの代理店からディーラーに切り替えました。これまでの保険代理店(専門)だと、普段はコミュニケーションする機会がないので、契約の時には保険内容が理解できたつもりでも間もなく忘れてしまい、次の契約までそのままになってしまいます。これに対し、ディーラーが代理店だとクルマのメンテナンスの度に担当者と話す機会がありますので、疑問に思っている点などを気軽に相談できるのがメリットになります。

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