高速道路の側道2014年03月17日

春らしいポカポカ陽気だったので、気分を変えていつもと違うコースで散歩しました。その場所は「高速道路の側道」です。
 
高速道路の側道

高速道路の側道に沿って歩いたのは初めてです。しばらく歩くとお馴染みの“キロポスト”が設置してあることに気づきました。

“キロポスト”とは、高速道路の起点からの距離を示す標識で、100mごとに設置してあります。次の写真内に赤いマークで示したのが本線上のキロポストです。
 
高速道路のキロポスト

そのキロポストが側道にも設置してあることを今回初めて知りました。
 
側道のキロポスト

それが、ご丁寧にも本線と同様100mごとに設置してあるんですね。

側道に設置されているキロポストってどのように活用するのでしょうね。
ちょっとした謎です。

愛用の電卓2014年03月19日

きょうの朝日新聞朝刊に「電卓50年 どっこい元気」との見出しで、現在の電卓市場に関する記事が掲載されていました。
朝日新聞の記事

かつては高嶺の花だった電卓ですが、今では広く普及して携帯電話にも電卓機能が組み込まれるなど、単独で電卓を使う機会が少なくなりました。そのような時代の流れに伴い、電卓の市場が衰退するのかと思いきや、現在でも「日本企業による生産台数が年間7千万台」となかなか元気があるのだそうです。
 
この新聞記事を読んでふと思い出したのは、私が長年愛用しているカシオ製の電卓です。机の引き出しに入っていて、今でも現役で活躍しています。


思い起こせば、私が就職した1970年代は、パソコンなどというのは普及しておらず、三角関数のような手計算では無理な計算は大型コンピューターに頼るしかない時代でした。そんな時代に関数機能を持った電卓が売り出され、技術者にとっては偉大なツールとして重宝されるようになりました。

当時注目を集めた関数電卓としては、“ヒューレット・パッカード”製や“テキサス・インストルメント”製がありましたが、価格が高くて気安く購入できるようなものではありませんでした。その後、国内メーカーからも売り出され、価格が次第にこなれてきたときに購入したのが、いまだに私が愛用しているカシオ製の関数電卓です。
愛用の電卓

三角関数のみならず、指数や対数などの関数機能が組み込まれ、さらに最小二乗法のプログラムまで組み込まれていて画期的なものでした。この関数電卓を購入したのは1980年なので、かれこれ34年も使い続けていることになります。

パソコンが普及し、複雑な計算や繰り返し演算などが容易にできるようになった現在ですが、三角関数などちょっとした関数計算が必要なときにはまだ現役で活躍しています。

30年以上の歴史の中では、現場で荒っぽい使い方をしてケースが割れたりしましたが、何とか応急的な修理をして現在に至っています。このような電子機器は表示部やキーの部分が壊れて使えなくなるのが多いのですが、全く故障せずにこれだけ長持ちしたことに改めて驚きます。
応急修理

LED電球の購入2014年03月21日

私のパソコン用机には、“ゼットライト”という照明器具を使っています。ゼットライトというのは、40年ほど前に大ブレークした山田照明の商品です。私は若い頃からこのゼットライトをずーっと使い続けていました。さすがに、現時点ではスイッチの接点が痛んだり、バネ部分が錆びたりしてはいますが、きちんとメンテすればまだまだ使える状態です。
ゼットライト

当初は純正品の100w白熱電球(ガラスが淡いブルーに色づけされた専用の電球)を使っていたのですが、白熱球はかなり発熱して夏場は暑苦しくなるため、十数年ほど前に100wタイプの“電球型蛍光灯”に切り替えました。当時は、100wタイプの電球型蛍光灯は珍しかったので、値段が高く選択肢が少ない状態でした。

ですが、5年ほど前からいろんなメーカーから出されてきて選択肢が多くなり、また価格もだいぶ安くなりました。次の写真は、最近使用していた電球型蛍光灯です。
100wタイプ電球型蛍光灯

この電球型蛍光灯は、明るさが十分だったので重宝して使っていたのですが、先日“プツン”と切れてしまいました。これまで何種類か使ってきた中で、この製品は“私のお気に入り”だったので同じものを買い求めようとしたところ、同じ型のものは現在売られていないことが分かりました。

100wタイプの電球型蛍光灯ということなら似たような商品はあるのですが、当たり外れが結構あるんです。実は洗面所用に以前に何種類か試したことがあるのですが、点灯するまで数秒かかったり、最大輝度に達するまで2~3分かかるものがありました。とりわけ寒いときにはその癖が顕著に出ました。

そこで今回の買い替えにあたっては、“長寿命・低消費電力”を謳い文句にしている“LED電球”への切り替えを検討しました。

LED電球は、東日本大震災をきっかけにしていろんな商品が店頭に並ぶようになりました。価格は、電球型蛍光灯よりはまだ高いのですが、最近になってだいぶこなれてきたようです。

ただし、普及が進んでいるのは40~60wタイプであり、これまで私が使っていた100wタイプの電球型蛍光灯と同等の性能(明るさ)を有するLED電球は選択肢が少なく、また価格もかなり高額のようです。参考までに近くの大型家電ストアで調べたら、東芝製のものは5千円を大きく超えていました。これでは“即、購入”というわけにはいきません。

一方、ネット通販での価格動向を調べてみると、日立製とパナソニック製が3千円台後半で、東芝製が4千円台後半でした。60wタイプのLED電球が千円台の実勢価格であることからすれば100wタイプはまだまだ高額ですが、今回はちょっと背伸びをしてパナソニック製を購入することにしました。

購入したパナソニック製のLED電球は、消費電力が14.3w、明るさ(光束)が1520ルーメンです。以前使っていた電球型蛍光灯の消費電力が22wでしたので、半分近くまで節電できることになります。外観はこんな感じです。  
100w型LED電球①

100w型LED電球②

ゼットライトに取り付けて使用してみると、その明るさに感激してしまいました。またLED電球にありがちな照射範囲が狭いといったクセもなく、広範囲に照らしてくれます。

今回、背伸びして高価な100wタイプのLED電球を購入しましたが、価格が3千円を割り込むところまで下がってくれれば、もっと気軽に買えるようになると思われます。

大型車の速度表示灯2014年03月24日

幹線道路沿いに散歩すると、大型車のキャビン上部(オデコ)に“速度表示灯”が付いていない車両が多くなっていることに気付きました。 
表示灯なしの車両

そこで、かつて義務づけされた大型車の速度表示灯は現在どういう扱いになっているのか調べてみました。

その結果、以下のことが分かりました。
『大型車の速度表示灯は、大型車の速度を周囲の人が認知しやすくするため、1967年から義務づけられた。しかしながら、この日本特有の構造要件が非関税障壁になっているとの圧力があったため、1999年に廃止された。』

大型車のオデコについている速度表示灯の義務づけって、実に30年以上も続いたんですね。
表示灯ありの車両

1999年以降に生産された車両には速度表示灯を装備する必要がなくなったので、単純に考えれば、“オデコに緑ランプのある車両”は車両の年齢(車齢)が14年以上ということになるのだと思われます。

道路を走っている大型車を観察すると、“オデコに緑ランプのある車両”をよく見かけますので、車齢14年以上の大型車が現役でまだまだ活躍しているんですね。いや~っ!大型車って長寿命なんですね。

機械式タイマーの改造2014年03月27日

寝室用の冷房専用エアコン(詳しくはこちら)には機械式のタイマーがついていました。
 
機械式リモコン

そのエアコンを2月に買い替えた際、今では珍しい機械式タイマーを何とか活用できないものかと思い、とりあえず廃棄せずに保存しておきました。

そして、だいぶ春めいて暖かくなってきたので、DIYの活動開始とばかりに機械式タイマーの改造に着手しました。

まずは、内部構造を調べました。分解してテスターで回路を確認したところ、モーターを使った「タイマースイッチ」と運転切り替え用の「ロータリースイッチ」から成っていることが分かりました。そこで、これら2種類のスイッチを活用して汎用のタイマーとして使えるように改造を試みました。

改造した結果の汎用タイマーはこんな感じになります。
改造したタイマー

タイマー本体の両横に一口コンセントを取り付け、「コンセントA」と「コンセントB」の2系統出力をとしました。出力先についてはロータリースイッチで切り替えられるようにしました。
出力先の切り替えスイッチ

これで、最長7時間の“オフタイマー”の完成です。今後はこのオフタイマーの有効な使い方を模索する予定です。