咲き始めた梨の花2014年04月18日

散歩コースの途中にある梨畑では、梨の花が一斉に咲き始めています。
梨の花①

白色で上品さが漂う感じの花です。
梨の花②

花の後は実が付いて収穫を待つだけと思うのは素人。昨日の朝日新聞にこんな記事が載っていました。 
新聞記事140417切り抜き


花が満開の時期に「人工授粉」をしなければならないのだそうです。花の一個一個に手作業で受粉させるので大変面倒で根気の要る作業だそうです。加えて、花が咲いている時期は短いため、人工授粉の作業は時間との闘いなのだそうです。

人工授粉の作業を終えてしばらくすると、今度は「摘果」という作業があり、これがまた面倒なのだそうです。摘果とは、一枝に付く実の数を一定数以下に抑えるため、余分な実を摘む作業のことです。摘果することにより、商品性の高い果実を収穫できるようになるのだそうです。

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このように作物の生長に合わせて行う農業形態がある一方で、蓮栽培のように農作業の時期をある程度分散することができる農業形態もあります。

蓮の栽培においては、4月~6月に植え付け時期、8月から翌年5月頃までが収穫時期になります。田んぼごとに植え付け時期や収穫時期をずらし、農作業がある時期に集中しないようにしているようです。また、出荷時期が集中することによる値崩れを防ぐ効果もあるみたいです。